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【第2回 PitchAI情報リリース】
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2022/02/28
この情報を基に少しでもPitchAIについてのイメージを掴んでいただければ幸いでございます。
目次
今回は【第2回情報リリース】PitchAIについてお送りいたします。この情報を基に少しでもPitchAIについてのイメージを掴んでいただければ幸いでございます。
まだ、【第1回情報リリース】を見ていない方は下記リンクから第1回目の情報を確認してください。
▼【第1回情報リリース】
https://onsideworld.com/contents/pitchai/pitchai-release-no1/

PitchAIでどのようなデータが見れるのか?
第2回の情報リリースで取り上げるデータはこの3つについてです。
・ARM PATH(腕の軌道)
・HIP-SHOULDER SEP.(腰と肩の捻転差)
・TORQUE (肘にかかる負荷)
この3つのデータについては前回のデータと比べて少しだけ解釈するのが難しくなります。
この3つのデータの変化は、選手のパフォーマンスにも大きく関わったり
投球強度の変化の参考として他のデータと組み合わせながら使用されることが多い項目です。
ARM PATH
ARM PATHとは、腕の軌道の事です。
撮影後の動画には緑色のマーカーで腕の軌道が表示されます。

上の画像の様にARM PATHの数値は〇〇%と表示されます。
膝を上げたタイミングから着地のタイミングの間で身長の〇〇%分移動したのかを表しています。
PitchAIのデータベースの情報によると、最大強度の投球が行われる際は、
この数値が大きくなるとのことです。またARM PATHの数値が大きくなる時は比例してアームスピードが速くなるというデータが出ています。
HIP-SHOULDER SEP.
HIP-SHOULDER SEP. は、腰と肩の捻転差を表した数値です。
捻転差とは、
上半身と下半身の”ねじれ”の差 の事で、このねじれの差が大きいほど
より大きいパワーの出力に繋がると言われています。


研究によると、球速の速い選手と遅い選手を比べると球速の速い選手の方がこの数値が大きい(より、捻転できている状態)だったとのことです。
TORQUE
TORQUE は、肘の内側にかかる負荷の数値です。

この数値は投球動作中にかかる肘への負荷を評価するためによく使われている数値です。肘内側副靭帯の損傷の原因の一つとしてこのトルクの数値が高い (負荷がかかりやすい投球フォーム) 事があります。
より強い強度での投球や球速が上がると、
比例して肘へのトルクも大きくなると言われています。(同選手で見た時)
つまり、時速150㎞で投げる2人の選手のうち、1人の選手の肘へのトルクが70Nmで、もう1人の選手の肘へのトルクが60Nmであれば、トルクが低い選手の方がより効率的な投球を行っていると推測することができます。
ビデオ解説
PitchAIの開発者による解説動画です。
内容は全て英語ですが、設定から“日本語字幕”を付けて再生が可能です。
画面右下「設定」→「字幕」→「自動翻訳」→「日本語」で日本語字幕で再生可能です。
※自動翻訳を選択後に画面が上段に戻ってしまう時があります。

【動画】
次回の第3回目情報リリースまで今しばらくお待ちください。
【第1回情報リリース】をまだ見ていない方はこちら▼
https://onsideworld.com/contents/pitchai/pitchai-release-no1/
英語版のアプリはすぐにご使用可能です。
ご希望の方は、下記リンクにアクセスしてください。