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推奨1dayワークロードについて
PULSEthrow
2022/07/07
数値の見方や意味についてはこちらからご確認ください。
目次
推奨1dayワークロードとは

推奨1dayワークロードとは、PULSEでは「今日の推奨投球負荷量」の事です。
この数値は、選手の肘に蓄積された負荷とスケジュールのデータを基に算出しています。
推奨1dayワークロードの算出方法
推奨1dayワークロードは、
PULSEセンサーを装着して投球することで、1球毎の「エルボートルク」の数値がアプリにワークロードという形で蓄積されていきます。その蓄積データとスケジュールを基に、設定した目標日に肘のフィットネスが最適な状態になるように逆算して、その日の最適な投球負荷量を表示します。
肘のフィットネスが最適な状態というのは、
試合の強度/球数に肘が耐えられる状態または慣れている状態の事です。
ワークロードについては下記リンクをご参照ください。
https://onsideworld.com/contents/acratio-acute-chronic-workload/
投球負荷量のカスタマイズ
推奨1dayワークロードは、
「高強度」「低強度」「ノースロー」の負荷量を組み合わせて肘のフィットネスを安全かつ効率的に構築できるように、選手毎に合わせてカスタマイズします。

試合の強度/球数に耐えられる肘のフィットネスを構築する!

負荷量(ワークロード)をカスタマイズする必要性
なぜ、選手毎に投球負荷量やメニューをカスタマイズすることが大事なのでしょうか?
投球フォーム/球速/体格が違うので
1球毎に肘にかかるストレスは同じではない。
蓄積される負荷量も同じではない。
ストレスのかかり方と蓄積量が違う中で、同じメニューで練習を行うと
選手によって「オーバーワーク」や「投げなさすぎ」が発生してしまう。

メニュー毎のエルボートルクを把握することも重要
今まで、軽いトレーニングだと思っていたメニューが実は肘に高いストレス値がかかっていた場合には、それは軽いトレーニングではないので、
調整メニューのはずがそうではなくなってしまっているケースが発生してしまいます。
推奨1dayワークロードのメリット

推奨1dayワークロードを指標に投球トレーニングを行う事によってどのようなメリットをもたらしてくれるのか?
▼「投げすぎ」と「投げなさすぎ」の防止
今の肘の状態にあわせて「投げ過ぎ」「投げなさ過ぎ」にならないその日のベストな投球量でトレーニングができる。
低強度やノースローの日は投球量が少ないので、その日は筋トレやモビリティなど別のトレーニングを中心に進めていくことが出来ます。
練習が効率的になります。
▼高強度/球数に耐えられる肘の状態を構築できる
150km~160kmを投げれるようになった後はその投球を、
長いイニング、1シーズン怪我無く投げていく必要があるので、その強度と球数で投球しても肘が耐えられる状態を構築しておく必要があります。
耐えられる状態というのは、ケガのリスクを下げるだけではなく、
不可に対する回復力が高まるので、
パフォーマンスを試合終盤まで落としにくくすることにも繋がります。
結果、パフォーマンスの向上になります。
その状態は急には構築できず、段階的に強度を上げながら慣らしていく必要があります。
推奨1dayワークロードはその構築のために必要な最適な投球量を表示します。
構築後は、その状態をキープできるように数値が表示されます。
推奨1dayワークロードを見ながらの練習の進め方

この画面を参考に見ていきます。
右の紫ゲージは「推奨1dayワークロード」です。
左の青ゲージは「1dayワークロード」で実際に今日どれくらい肘に負荷が蓄積されたのか?を表しています。
進め方は簡単です!
「1dayワークロード」のゲージが
「推奨1dayワークロード」のゲージと近い数値になったら達成です。
この選手の場合は、あと「6」の投球負荷を蓄積させる必要があるという事です
完全一致させる必要はありません。
近い数値まで達成するようにしましょう。
「1dayワークロード」のゲージはアプリにデータが蓄積されないと更新されませんので、センサーのデータをアプリに同期してから確認してください。
選手毎に負荷量をカスタマイズしていきながら、
試合で良いパフォーマンスを発揮できる可能性を数%でも上げていきましょう!
導入開始1か月間の運用マニュアル
導入開始1か月間の運用については下記リンクをご参照ください。
https://onsideworld.com/contents/setup/workload-condition/
▼PULSEセンサーのご購入はこちらから
