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motusセンサーの正確性についての論文
PULSEthrow
2020/03/03
motusセンターで取得できる「アームスピード」や「アームストレス」のデータの正確性を検証した研究論文を紹介いたします。
目次
2019年にPeerJに掲載された文献です。
drivelinebaseballがこの研究に携わっています。
https://peerj.com/articles/6365/
【研究概要】
motusBASEBALLデバイスの関節角度測定(「アームスロット」と「ショルダーローテーション」)は統計的に有意なレベルの信頼性と精度がありますが、「アームスピード」と「アームストレス」は正確ではないという仮説を立てて、検証されています。
【研究方法】
身体に問題のない健康な選手10人を対象に、モーションキャプチャを装着して計測できる環境で、対象者はモーションキャプチャとmotusBASEBALLセンサーを同時に着用し、5〜7球の速球を投げ、その後5〜7球の速球(スライダーまたはカーブボール)を投げました。
【研究結果】
アームスロット(R = 0.975、P <0.001)、ショルダーローテーション(R = 0.749、P <0.001)、アームストレス(R = 0.667、P肘トルクに比べ= 0.001; R = 0.653、P =肩トルクと比較した場合0.002)の測定値はすべて、モーションキャプチャラボの結果と有意に相関していました。
大きさの違いにもかかわらず、相関関係は非常に強く、motusBASEBALLセンサーは普段の使用で高い信頼性を備えていることが示されました。