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ワークロードについて

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2022/02/18

この記事はワークロード(負荷)とは何か?についての記事です。
選手の肘コンディションを最適に保つために必要な考え方やその方法についてです。

目次

「PULSEthrowで出来る事」についてはこちらをご確認ください
PULSEthrowで出来る事 | motus BASEBALL【日本公式】 (onsideworld.com)

   

ワークロードとは

 

ワークロードの言葉の意味は“負荷量”です。
身体に蓄積された負荷の量を表しています。

このワークロードを見ながら選手のパフォーマンス向上やケガの予防に繋げていく考え方はスポーツ界において広く浸透しており、主にコンディショニング管理の部分で重要視されている考え方です。

   

ワークロードは運動強度と量を計算して導き出されます。
(身長体重データも計算しています)

PULSEの場合は1球毎に肘の内側にかかった外反ストレス値と合計投球数などを基に計算していますが、サッカーやラグビーになると、走行距離、スプリント回数などを基に計算しています。

 

PULSEにおけるワークロード

 

PULSEにおけるワークロードとは、

肘の内側に蓄積された負荷(外反ストレス)です。

肘の内側に装着したジャイロセンサーを使用して、
投球時の前腕の動きと身長体重データを基に肘の内側の靭帯にかかる
外反ストレスを計測しています。

この外反ストレスが1球毎計測できることで

肘の内側に蓄積した負荷をデータで見れるようになりました。

  

▲1球毎に肘の内側へかかる外反ストレス値「エルボートルク」を計測

    

 

ワークロードを見ることが選手のコンディションの最適化に繋がる理由

  

なぜ、ワークロードを見ることが選手のコンディションの最適化に繋がるのか?

それは、

同じ、体格・筋力・投球フォームの選手はいません。
という事は、1球毎にかかる身体への負荷、肘への負荷も選手それぞれです。

選手毎に肘にかかるストレス値が違うので、蓄積される負荷量もそれぞれです。

という前提があったうえで、全選手が同じメニューと強度でトレーニングを実施した場合どうなると思いますか?

 

A選手には問題なくトレーニングを行えていても、

B選手にはそのトレーニングに耐えられる身体のキャパシティがまだ備わっておらず、知らず知らずにケガのリスクを上げてしまっている可能性があります。

 

逆に、
A選手は既に次のレベルのトレーニングに進んでも良いにもかかわらず、そこで停滞させてしまっている可能性もあります。

 

なので、負荷量を把握しその時の選手の状態に合わせた最適な負荷を与えることが効率化にもつながり、選手のコンディションを最適にし、試合など目標の日にパフォーマンスを最大限発揮できる可能性を上げることつながるかもしれません。

          

ワークロードを構成する3つの要素

  

 

ワークロード使って選手のコンディションを最適にするために理解しておく3つの要素があります。

・1dayワークロード

・アキュートワークロード(Acute workload)

・クロニックワークロード(Chronic workload)

それぞれがどのような意味を持っているのか説明します。

  

1dayワークロードとは

 

PULSEにおける
1dayワークロードとは1日で肘に蓄積された負荷の事です。

「エルボートルク」=「強度」

「球数」=「量」

プラス+「身長/体重」データを基に1日でどれくらいの負荷が肘に蓄積されたのか数値で確認する事ができます。

先ほどの説明にもあったように、
選手によって「エルボートルク」と「身長/体重」のパーソナルデータが変わるので、同じ球数を投げても1dayワークロードの蓄積量は選手1人1人異なります。

  

PULSEにおける
アキュート、クロニックワークロードとは

 

・アキュートワークロード= 選手の直近の負荷(疲労度)

一般的には、直近3〜7日のデータの平均とされていますが、PULSEでは9日間の平均値となっています。(登板の間隔にあわせて9日になっています。)

 

・クロニックワークロード= 選手が今の状態で耐えられる負荷強度の目安(キャパシティ/フィットネス)

28日間のワークロードの平均値です。
選手がどれくらいの負荷強度に耐性があるのかを確認する参考になる数字です。

 

クロニックワークロード(フィットネス)の安全な構築が重要

  

なぜクロニックワークロードの数値が重要なのか?

それは、“選手の体の仕上がり具合”を可視化できるからです。
例えば、クロニックワークロードの数値が低い選手というのは、
まだ試合の投球強度や、練習で球数を多く投げることに耐性が無い状態なので、
強度と回数の多い投球をしてしまうとケガのリスクを上げてしまいます。

なので、現在の耐性に対して負荷量が大きく超えないように、
日々の練習で徐々に負荷の強度/回数を上げて、
試合の強度でも耐えられる状態を構築していくのが重要になります。

  

ワークロードの管理は制限をする事だけではない

  

ワークロード管理やコンディション管理と聞くと、球数制限をしっかりして選手にあまり投げさせないことが重要と思う方もいるかもしれませんが、そういう事ではございません。

「今の状態に合わせた負荷をかける」


が、大事になります。
つまり、クロニックを構築して選手の耐性を強化することで、
徐々に選手が投げれる投球の強度/回数を安全に増やすことが可能になります。

   

クロニックワークロードの目標値について

 

選手によって目指す目標値は変化しますが、

「8~15」を目指してください。


PULSEを導入したタイミングでのクロニックワークロードの数値の見方についてまとめた記事もございますので、そちらもご確認ください。
https://onsideworld.com/contents/motus_introduction_manual/workload-condition/

高校生のクロニックワークロードの参考値については下記の記事をご確認ください。

https://onsideworld.com/contents/motus_introduction_manual/chronicworkload-highschool-basebballplayer/

  

シーズン中のクロニックワークロードについて

  

クロニックが高まっている状態というのは試合の強度でも体が耐えられる状態で 

筋肉の回復力も高まっている状態なので長いイニング投げてもパフォーマンスが落ちにくく 1シーズン戦える体になります。

=パフォーマンスを最大限発揮しやすくなる

    

   

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